鶏むね肉の赤ワイン煮

調理時間

90分+

エネルギー

275kcal

塩分量

0.90g

調理時間：漬込み時間・冷やす時間を除く

エネルギー・食塩量は1人分の値です

香味野菜と赤ワインでじっくり煮込むことで、旨味が閉じ込められ、しかも柔らかく仕上がります。
香味野菜は風味づけだけでなく、つぶしてソースに活用します。

材料
2人前

鶏むね肉は扱いやすい大きさに切り分ける。玉ねぎ、にんじんは皮をむいて、乱切りにする。セロリも同様に乱切りにする。

ボールに1、皮をむいたにんにく、（A）を入れて赤ワインをひたひたに注ぎ、冷蔵庫で1時間くらい漬込む。

別のボールにザルをおき、2の材料をこし、鶏むね肉、香味野菜、赤ワインを別々に取り分けておく。

鶏むね肉はペーパータオルで水気をふいてから、塩、こしょうをし、小麦粉をまぶす。フライパンに少量のオリーブオイルを熱し、鶏むね肉の両面に焼き色がつくようにソテーしたら、煮込み用の鍋に移す。

4で鶏むね肉をソテーしたフライパンで3の香味野菜をしっかりと炒め、鶏むね肉を入れた鍋に移す。

5の鍋に3でこした赤ワインと、トマト缶を加えて、弱火で鶏むね肉が柔らかくなるまで約1時間煮込む（途中、水分がなくなったら水を加える）。

煮込んだ鶏むね肉を鍋の中で冷まして、ソースの味を肉になじませる（約1時間）。

鍋から鶏むね肉を取り出して、ローリエ、クローブ、粒こしょうは取り除く。他の香味野菜は汁ごとフードプロセッサーで粉砕して鍋に戻し、火にかけ、塩（分量外）で味をととのえ、ソースを作る。

取り出しておいた鶏むね肉を8の鍋に入れて温める。鶏むね肉は、粗熱をとってから薄くスライスし器に盛り、ソースをかけ、お好みでクレソンなどを添える。

One Point: ・肉を美味しく仕上げるポイントは、鶏むね肉をソースの中でじっくり冷ますことです。この工程で肉にソースの味がなじみます。
・フードプロセッサーがあると、手軽に仕上げられます。ない場合は、ミキサーや裏ごし器、すり鉢でも代用できます。
・お好みでマッシュポテトや焼き野菜を添えると、見た目が華やかに仕上がります。

監修：ピッツェリアパルテノペ　渡辺シェフ