手軽においしく オコタコ基本の作り方 コツさえつかめば、お店みたいなふんわりのお好み焼き、まんまるのたこ焼きが、おうちでも作れます! 日本コナモン協会会長の熊谷真菜先生においしく作るコツ、教えてもらいましょう。

たこ焼き 明石焼き

卵たっぷりの生地の明石焼き。余熱で焼いてふんわりとろとろ(ふわとろ)に仕上げましょう。

明石焼きのコツ 三ヵ条
一 生地のダマは厳禁、こしてなめらかにすべし
二 ふわとろが命、後半は余熱で焼くべし
三 たこは小さめ、主役は生地にあり
  1. 卵多めの生地を作る
  2. 生地を流してたこを入れる
  3. ひっくり返したら、あとは余熱で。
  4. 焦げ色がついたら器の上へ。
  5. 完成!

材料(25個分)

生地
日清 たこ焼き粉 50g
片栗粉 10g
水 300cc
卵 3個
具
茹でだこ 約50〜75g(1つあたり2〜3g)
つけだし
昆布 5g
水 400cc
しょう油 小さじ1/2
塩 ひとつまみ
三つ葉 お好みで

※油(分量外)は、サラダオイルとごま油を1:1で混ぜたものを使います。

つけだしの作り方

  1. 鍋に昆布と水を入れて30分ほど置きます。
  2. 鍋を火にかけ煮立ってきたら、弱火にして5分間、煮ます。
  3. 昆布を取り出し、塩・しょう油で味付けをします。
  4. 器に盛り、お好みで三つ葉を浮かべます。

作り方

1 たこを切る

たこを約1cm角に切ります。

2 生地を作る

ボウルに卵を割り入れ、しっかりと溶き混ぜます。水を加え、片栗粉とたこ焼粉を入れ、なめらかになるまでよくかき混ぜます。たこ焼粉は2〜3回に分けて入れ、その都度ていねいに混ぜます。しばらく置いて、ザルでこし、ダマを取ります。

3 たこ焼き器を熱し、生地を流す

たこ焼き器を弱火から中火(※1)にかけて、たこぼうずを使って穴のまわりに油(分量外 / ※2)をひきます。生地を少し落としてジュッと音がしたら、穴の八分目まで生地をていねいに流していきます。

  • ※1 ホットプレートを使う場合は200℃に熱します。
  • ※2 油は、サラダオイルとごま油を1:1で混ぜたものを使います。

4 たこを入れて、生地を返す

生地を流した順番に一つずつたこを入れていきます。My返しを使って、生地がまだやわらかいうちにくるりと生地を返します。全部返したら、火を消してあとは余熱で焼きます。

生地をひっくり返すときは、生地の端を剥がし、穴のくぼみにそうようにMy返しを入れて生地をくるりとひっくり返します。

5 ひっくり返して器に盛る

表面に薄い皮ができたらくるりと返します。表面にほんのり焦げ色がついたら完成です。

ふわふわとろとろの明石焼き。三つ葉を浮かべたつけだしをたっぷりつけてどうぞ。